青眼の白龍

ミートマーケット2 人類滅亡の日の青眼の白龍のレビュー・感想・評価

1.5
 カナダのC級監督ブライアン・クレメントが贈るシリーズ第二作。前作で生き残ったアジェンタ達が「協会」を名乗る危険思想の組織に連行される話。『死霊のえじき』をパクったような設定だが、相変わらず素人演出が目立つものの前作よりふざけた場面も少なく比較的マシな出来に仕上がっている。頭蓋骨を死姦する狂博士や、食料不足を解消する為に人肉を貪る人々など悪趣味なシーンはたっぷり。相変わらず特殊メイクは見事だが、ラストに死んだはずの覆面レスラーが(何故か)復活してゾンビを一掃するオチによって全て台無しに。文句なしのC級映画。
 尚、本作のDVDには制作会社“Frontline Films”の面々がイベントにブース出展している様子が収録されている。覆面レスラーことアズールが他の参加者を「オタク臭い」「気持ち悪い」などと罵倒しながら冷やかして回る特典映像など見て誰が喜ぶのか。
 あと前作でも気になったけど、ゾンビが美味しそうに食べているのがチキンの肉だと丸わかりなのはどうなんだろう……

(鑑賞メーターより転載))