このレビューはネタバレを含みます
パパが娘クレアへのプレゼントにと拾ってきた中国語が刻まれた謎の箱。
それは持ち主の願いを7つまでかなえてくれるという不思議なオルゴールだった。
クレアはある時その力に気づき、お金持ちになったり片想いのイケメンと付き合ったりと次々願いをかなえてもらうのだが願いをひとつかなえる度、身近な人が一人ずつ謎の死を遂げていく…
日本では今年(2018年2月)公開されたアメリカ映画で恥ずかしながら全く知らなかったのだがちょっと都市伝説的な要素を絡めた王道ホラーで実に面白かった！
質の高いホラーをいくつも送り出してきたジェームズ・ワン監督作品の撮影を多く担当してきたジョン・R・レオネッティが監督しているらしく、ジェームズ監督と同じようにグロに頼らない手法で観るものをゾクッとさせる手法は個人的に好感が持てる。
いちおう、作中では中国に伝わる悪魔が災いをもたらしているということになっているが最後まで実態として画面に出てくることはなく得体の知れない気味悪さを際立たせているのがおもしろい。 犠牲者は『ファイナル・デスティネーション』感のある理不尽な出来事で命を奪われるのでちょっと笑ってしまうのだが(笑)
今見てるドラマ版の『ファーゴ』で印象的なジョーイ・キングが主演しておりちょいぽちゃで愛嬌があってかわいいルックスの彼女にも満足。ちゃんと演技力もあるしもっと他の映画も観てみたいな！
作中、ツッコミどころ(日々ゴミ漁りをしているパパさんは無職なのか等)も多いからかFilmarksではあまり評価が高くないけどバッドエンドなオチも含めてわりと手堅い王道ホラーとして楽しめる作品だと思います。
『ウォーキング・デッド』のシンディ(チョイ役だけど)や『メイズランナー』のミンホ役も出てます。
キー・ホン・リーって日本の俳優の誰かをちょっとふっくらさせた顔立ちなんだけど思い出せない…
