最低。のたっかんのネタバレレビュー・内容・結末

渡辺真起子さんが本当に素晴らしかった。母親というもののうんざりしきったウザさ、恥ずかし過ぎる必死さ、戸惑い、悲しさ、自分勝手さ、そして包容力。娘と母の関係、やりとりを見ていて、ああこれは素晴らしい映画だと思った。

エンディングが良かった。後でiTunesチェックしよ。

怒って欲しい人っているよね。共感が気持ち悪いとか、私とあなたの境界線を無くして欲しい(課題の分離をしない事を望む)とか。私の事が大事なら怒ってよみたいな。昔、ブロックされた子がいて、随分とその後心をかき乱されたけど、良い勉強になった。そういう怒る人をお望みなら、私は違いますよって言ってよいし、ブロックは悲しかったけど、私の課題じゃないもんね。ただ、映画の中で見てる分には楽しかった。人間だなあという感じ。そのシーンで言うと、忍成さんの役が、めちゃくちゃキレてて、でもそれを押さえ込んでっていうのが、これもまた人間だなあと思った。浮気や不倫風俗やAVやってるから別れるってのが、頭ではその怒りは分かるけど、感覚としてはやっぱり分かんないな。