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バーバラと心の巨人のkomblogのレビュー・感想・評価

バーバラと心の巨人(2017年製作の映画)
3.0
Liam NeesonのA Monster Callsとコンセプトはほぼ一緒はあるけど、より直接的なのと、主人公がうさみみをつけた可愛い女子ででっかい斧を持っているという萌要素が特徴のジュブナイル映画。最後は、仕事中に見てて、思わずオフィスで泣きそうになった。

A Monster Callとの違いはその他にも、Monsterが3つのお話をするという教訓前提のLiam Neesonであるのに対し、こちらは基本的に子供が幻想を見ているていであるため、教訓めいたこと最後までないところがあって、よりお話をドライブする要素がこちらの作品のほうが少ない印象ではある。友情とか、いじめとか、性徴とかを絡めている程度。その結果、Giantに対する情報はLiam Neesonよりも多め。バリエーション的にも多かった。このシチュエーションで、もっとザック・スナイダーのSucker Punchみたいなもっと戦闘メインにすることも加納だったんではないかなー、とは思う。

話の要素が少なめであるところを補っているのは、Zoe Saldanaのスクールカウンセラー。彼女と、主人公の友達の視点を通して、徐々に主人公が抱えているトラウマが明らかになっていくんだけど・・・まー、わかったよねw 要素少ないから読める、というところはあると思う。謎、というか、スリラー的要素はあんまない。そういう意味では、1時間40分はちょっと長いかな、と。

ただ、この映画の押しは、Giantが出てくるかと思いきや、最後に出てくるやっこ!泣かせるよね!!

あと、やっぱ、主人公のおにゃのこ。うさみみをつけたブロンドのコケージャンで体に余る大きな斧?を持っているというこの造形が素敵w この点は、A Monster Callsの主人公は男の子だったし、いくらMonsterが映画界最強の男・Liam Neesonといえども、おにゃのこには勝てないw もうちょっとタイトだったら、☆4くらいつけれたかもしれないけど、まーこんなもん。日本では・・・やんないでしょうねw
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