綺麗なアート映画かと思いきやホラーやミュージカルが混っていた。そして各要素それぞれは中途半端でとにかく刺さらなかった。
褒められている映像は東欧の雰囲気もあいまってレトロな感じで妙に生々しい所とザラッとした質感の所のバランスが面白いが、マンネリ気味。
アングラ感もあるけれどそれがストーリーやミュージカルとマッチせず残念。
もっとくっきり鮮やかでパキッとした美しさを求めていたので刺さらなかった。
ストーリーもアンデルセンの人魚姫を下敷きにしているがどこかフワフワ地に足のつかない展開で退屈だった。
ミュージカルは完全に浮いていたし食人のホラー要素はチープ。ティム・バートンのスウィニートッドを連想した。