いの

ゆれる人魚のいののレビュー・感想・評価

ゆれる人魚(2015年製作の映画)
4.0


ポーランド発ダークファンタジー & 歌・歌・歌


なんと言っても主役の姉妹2人(2魚)がステキ!めっちゃ可愛い。ご尊顔も可愛いし、肌もまっちろで、もちもちしていて、うー、たまらん。人魚特有の(どんなんが人魚特有かはわかってないけど)、あっけらかんとした放出ぶり。最初はそっと触りたい。そのあとでむしゃぶりつきたい。そんなことをしたら、どんなにか残酷なことが待ち受けているかもしれないけれど、この肢体の魅力には抗えない。他の登場人物たちも皆、人魚とか、人ではないもの(人の姿を仮のものとしている者)を、シームレスに受け入れているようにも感じられるから、さすが、北欧神話等々を持つ国は違うなと笑


姉の名はシルバー。無垢で可憐。一途な恋に目覚める / 妹の名はゴールデン。陰があって、鬱屈していることをすでに自覚している感じ


私は、途中まで、無垢で可憐な姉が、残忍になることをのぞんでしまっていたけど、終盤には、そのまま愛を貫いてほしいと願ってしまった。あとイケメンが、「トム・アット・ザ・ファーム」の時のグザヴィエ・ドランにそっくり!でも、歯肉をむき出しにしてゾッと笑うシーンがなかったのは、残念だったわね。人魚は、猛獣・禽獣的なるものを併せ持っている、ということも初めて知りました。
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