クーベルタンはな

ビブリア古書堂の事件手帖のクーベルタンはなのレビュー・感想・評価

ビブリア古書堂の事件手帖(2018年製作の映画)
3.4
祖母が亡くなり遺品整理中に夏目漱石の「それから」が出てきた五浦大輔(野村周平)は本に挟まれていた栞に書いてあった鎌倉のビブリア古書堂へ本を持っていくと店主の篠川栞子(黒木華)が本について推察を述べる。祖母が大切にしていた本は子供の頃大輔が触って怒られ2発ぶたれたことで本が読めなくなったこと、大輔という名はおばあさんがつけたこと。本には秘密があると栞子は言う。おばあさんが漱石のサインを書いたこと。本が大切な人から送られたものであること、人に知られてはいけない相手だったと栞子は指摘した。
大輔はビブリア古書堂でアルバイトすることになった。「それから」を朗読してもらうのを条件に。
栞子は太宰治の希少本の「晩年」をめぐって謎の人から脅迫を受けているという。多分、その人は太宰治マニアの大庭葉蔵と名乗る人物ではと。その人物から階段で突き落とされたという。その謎の人物を探し始めた二人。
登場人物が少ないので犯人はすぐに解っちゃいますね。謎解きにはならないな。
現代と過去(祖母の若い頃)の交互になっていて過去の夏帆さんと東出昌大さんが雰囲気よかったです。