Ryuichi Sakamoto: CODAの作品情報・感想・評価

「Ryuichi Sakamoto: CODA」に投稿された感想・評価

haikei

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3.8
どうして彼の作る音楽には始まりも終わりもなくその瞬間を感じるのか分かったような気がした
いわわ

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4.0
「寒いでしょう。寒い方は立って走り回ったりしてもいいので、気楽に聴いて下さい」

戦場のピアニスト

号泣だよ、教授
さの

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4.0
坂本龍一、この人の音楽への姿勢の素晴らしさと人としての魅力に溢れたドキュメンタリー
sawak

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3.5
“coda”とは「楽曲の独立した終結部」という意味だが、観終えると僭越ながら「教授、始まったわ」と感じた。

自身が音楽を担当した『レヴェナント』さながら、北極や山深くで自然の音を採集する姿が印象的。
そんな自然との向き合い方は、倒叙的に作中では描かれることになるが、3・11で被災した「ツナミピアノ」の演奏に結実していた。
もともと自然にある物質を、文字通り「鋳型にはめて」作った何千ものパーツから成り立つピアノという楽器。その弦に無理やり人間がテンションをかけて、ある意味不自然に音階というものを作り上げていると坂本は指摘する。確かに、そもそも調律という作業は、自然が元に戻ろうとする意志を捻じ曲げる極めて「不自然」な行為だったのかもしれない。
そんなピアノの姿を現代文明や震災後の社会と重ね合わせ、自然によって調律された自然なピアノの音で西洋合理主義や還元主義のおごりに対抗しようとする姿勢は、「炭鉱のカナリア」としてさまざまな世界問題と向き合ってきた坂本だから手にすることのできたものなのかもしれない。

その後は若干、坂本のディスコグラフィー感があることは否めないが、一貫した自然観や人生観が感じられて非常に興味深かった。



同じく坂本が音楽を担当したベルトルッチの『シェルタリング・スカイ』。その原作者、ポール・ボウルズの言葉が引用されており、それもまた印象的だった。

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>我々はいつ果てるかを知らない。
>だから、人生を枯れない井戸のように考える。
>だが、いかなることも限られた数しか味わえない。
>自分の人生に深く影響を与えた幼少期のとある昼下がりを幾度思い出すことだろう?
>4〜5回?それほどないかもしれない。
>満月の昇る姿を、あと何度見るだろう?
>たとえ20回だとしても、全てが夢幻の如く思えるのだ。
音楽的な興奮だけでなく、氏の人生観が語られるのを通じて自分を見つめ直すきっかけを与えてくれる作品。そのスタンスに賛成であれ反対であれ、個人的には鑑賞をお勧めしたいです。
坂本龍一さんの今の心境、音に向き合う真摯な姿勢を感じます。

ガンを患っているって知らなかった。

死を身近に感じながら、音楽を創り続ける。
もうあとどれくらい創れるかわからない。
その気持ちをヒシヒシと感じることができる。

命は有限。
何に時間を費やすか。
世の中に何を残すか。
人に何を伝えるか。

この作品を通して考えさせられます。

人もピアノのように調律して生きている。
調律をやめて自然なままで生きる。
的な言葉が胸に刺さりました。

都度自分に問いかけながら、僕も自然体でありたい。
AM

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4.0
世界的音楽家というより、一人の探求者としての姿に惹きつけられる。世界にはどんなところにでも美しいものはあり、視点を変え、耳をすませば見つけられるのだということを改めて教えてもらった気がする。
Ken

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3.8
坂本龍一という音楽職人の記録。

ラストエンペラーの撮影秘話が語られている。
そんな短期間で書き上げたものがアカデミー賞に輝いちゃうんだから。

ビートルズのファーストは数時間で撮られたものなんだっけ?

出来る人は、すでに取り掛かる前に出来上がっているのかもしれない。
hase3001

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2.5
音楽と社会、音楽と自然、音楽と自分自身を映し出している、ドキュメンタリー。彼自身の曲の彼自身によるライナーノーツのような映画でもある。

ファンでもある自分としては、あの時に、あの曲ができて、どういう思いがあったのか、非常に興味深かった。

まだまだ、作品を出してほしいアーティストの一人である。
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