Ryuichi Sakamoto: CODAの作品情報・感想・評価 - 4ページ目

「Ryuichi Sakamoto: CODA」に投稿された感想・評価

音楽的な興奮だけでなく、氏の人生観が語られるのを通じて自分を見つめ直すきっかけを与えてくれる作品。そのスタンスに賛成であれ反対であれ、個人的には鑑賞をお勧めしたいです。
坂本龍一さんの今の心境、音に向き合う真摯な姿勢を感じます。

ガンを患っているって知らなかった。

死を身近に感じながら、音楽を創り続ける。
もうあとどれくらい創れるかわからない。
その気持ちをヒシヒシと感じることができる。

命は有限。
何に時間を費やすか。
世の中に何を残すか。
人に何を伝えるか。

この作品を通して考えさせられます。

人もピアノのように調律して生きている。
調律をやめて自然なままで生きる。
的な言葉が胸に刺さりました。

都度自分に問いかけながら、僕も自然体でありたい。
AM

AMの感想・評価

4.0
世界的音楽家というより、一人の探求者としての姿に惹きつけられる。世界にはどんなところにでも美しいものはあり、視点を変え、耳をすませば見つけられるのだということを改めて教えてもらった気がする。
Ken

Kenの感想・評価

3.8
坂本龍一という音楽職人の記録。

ラストエンペラーの撮影秘話が語られている。
そんな短期間で書き上げたものがアカデミー賞に輝いちゃうんだから。

ビートルズのファーストは数時間で撮られたものなんだっけ?

出来る人は、すでに取り掛かる前に出来上がっているのかもしれない。
hase3001

hase3001の感想・評価

2.5
音楽と社会、音楽と自然、音楽と自分自身を映し出している、ドキュメンタリー。彼自身の曲の彼自身によるライナーノーツのような映画でもある。

ファンでもある自分としては、あの時に、あの曲ができて、どういう思いがあったのか、非常に興味深かった。

まだまだ、作品を出してほしいアーティストの一人である。
「アーティストには“炭鉱のカナリア”的なところがあって、」

震災ピアノから始まる、自身の語りで静かに進むドキュメンタリー。
東日本大震災、原発、癌、 惑星ソラリス、映画音楽、9.11、北極
これらの音と、圧倒的な音楽、引き込まれた。
同じ時代を生きている自分に、問われている気がした。
az

azの感想・評価

-
記録。
るみる

るみるの感想・評価

3.8
坂本龍一の音楽は、美しく心に響く。

津波にのみ込まれたピアノを「自然に調律されたピアノ」と表現し、雨音を楽しみ、鳥の声を聴き、それらは音楽だと言う。

自然への敬意、音楽への愛情を持って楽しんでいる姿が印象的。


※惑星ソラリス
※戦場のメリークリスマス
※ラストエンペラー
しゅん

しゅんの感想・評価

5.0
津波に飲まれたピアノのことを、自然によって調律されたピアノ、ピアノの死体などと評し、朧げに心地の良い不協和音を奏でる坂本龍一はさながら納棺師だった。静かな水の中にいるような感覚で、沈んでいく自分が浮かんでいく吐息をぼーっと眺めるようにそのシーンに魅入ってしまった。魂震えた〜〜。自分も大好きなタルコフスキーのポラロイド写真集を坂本も見ていて、音楽家にインスピレーションを与えるような写真が撮りたいと強く思った。