NETFLIXにて「汝の敵日本を知れ」のタイトルで配信されていたので鑑賞。
本作は、第二次世界大戦中にアメリカで作られた反日プロパガンダ映画である。
プロパガンダ映画として非常に優秀で煽動されやすい作りになっている。
他のレビューを見ていると、本質を捉えてるという感想が多いようだが、そうではない。
当時から各国ともお互いの国のことをよく知っているのだ。
知った上でどのように描いたら敵国(この場合は日本)と戦うことに観客が納得してもらえるか考えて作っている。
プロパガンダとは、ニュースや事実を語っているように見せて特定の思想へ煽動していく。
本作を真に受けてなるほど…!たしかに!と思った方がいるということは本作のプロパガンダが成功しているということだ。
自国民が見ても納得してしまうのだからその恐ろしさがわかる。
本作は非常にクオリティが高く、またエンタメとしても普通に楽しめる。
とにかく胸クソ悪い映画である。