小

アトミック・ブロンドの小のレビュー・感想・評価

アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)
-
ハマれなかった。ストーリーについていけなかった。ある意味不死身の女スパイにもノレなかった。

すべてを見終わった後も、主人公というか、組織の目的が良くわからなかった。権力闘争とか主導権争いみたいなことなんですかね。この物語の世界観が良くわからないから、あの人物、この人物の関係も良くわからず、考えているうちについていけなくなった感じ。

原作はアメリカの人気グラフィックノベル(コミックの単行本のようなもの)。マンガ原作モノにありがちな気がするけれど、上映時間の関係で知っておくべき要素が省略されたり本来の魅力が伝わってこないのかも。ひょっとすると、北米地域ではお馴染み作品とかで、映画の中でわざわざ説明しなくても良いのかも。

とすれば、アクションを楽しむのが良いのかもしれない。1980年代のヒットナンバーにのせ、人気の女優さん、シャーリーズ・セロン(『マッドマックス 怒りのデス・ロード』に登場した丸刈りのフュリオサ大隊長の方なんですね)が活躍する好きな人にはたまらない映画、なのかな?

自分的には<鮮烈な色彩美と陰影にもこだわったスタイリッシュな映像感覚>(公式ウェブ)と、かなりボコられて死にそうだけど死なない泥臭いキラクターがミスマッチで…。

もっとも、平日レイトでの鑑賞ということもありウトウトしてしまったことが実はハマれなかった一番の理由かもしれず、採点はなしで。
小