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アトミック・ブロンドの東京キネマのレビュー・感想・評価

アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)
3.0
また、アホな配給担当者が低脳なタイトルつけて、と思ってたんですが、原題そのまんまでした。 いやはや、人ん家に原爆落としといて、こういうタイトルの映画を配給するってのも、すんごいセンスですなあ。 で、監督がデヴィッド・リンチ???ホンマかいなと思ったら、デヴィッド・リーチだと。(笑)で、前職はスタントマンらしい。

ということでなんか色んな意味でダメっぽさ芬々ですけれど、それなりには楽しめましたよ。 シャーリーズ・セロンがいいですよ。 頑張った感があって、ちょっと感動的ですらありました。 それと、ジョン・グッドマンが出ています。 この人出てくると画が締まるねえ。 最近、益々良いですよ。 それからね、80年代の音楽がふんだんに使われてるんで、これもナイスです。 この時代に思い出がある人でしたら、ちょっと涙チョチョ切れますよ。 そんなとこかなあ・・・。しかしね、「あるときは◯◯、しかして実体は、、、」を使うのは1回だけです。 これ、2回使うのは反則ですよ。 これがこの映画の根本的なミステイクです。 これやったお陰で、全部が嘘っぽくなっちゃってますから。

で、話変わりますけど、この映画、4DXで観たんですよ。これ、ダメだね。 先ずね、臭いのよ。 画面で血しぶきが上がると、それと同時に水が噴射されてね、気持ち悪いの。 それとアクション・シーンで殴られると、シートの背中を蹴られるのね。 ましてや衝突やバトルやアクションの度にガタガタ揺らされるや、蹴飛ばされるやで、だんだん腹が立ってくるのですよ。 これが臨場感ですって言われてもねえ・・・(笑)

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