予想よりもはるかに渋い作品だった。
アクションだけど、今時の「かっけぇ!」ってなるような高速アクションではなく、重々しい「うわぁ...痛そう...」って感じのアクションが散りばめられてる。主人公も顔から何から全身アザだらけだし、スマートなスパイアクションを期待する人には合わないかもしれない。
正直ストーリーのテンポはあまり良くなく、結構ダラダラと進んでいくような印象だった。
ただ、シャーリーズ・セロンが何をやりたかったのかはハッキリとしている作品で、セクシーかつタフな主人公には魅力を感じるし、ストーリーの冗長さを差し引いても骨のあるアクションが楽しめる良作の一つだと思う。