以前知人女性がDVD借りてたので
どんなかなと『キューティ・ブロンド』って
古い映画を観たことがある。
ガーリーで,パステル調の、
女の子好きするような映画だった。
それとはまったく関係ないし、
内容も真逆だけど、
雑誌『ターザン』に紹介コラムがあって、
なんかアクティブだし、カッコ良さそうだし、
好きな女優シャーリーズ・セロン主演だから
観たいなって思ってた
丁度上映中だったので、
くだんのキューティ・ブロンドの女性に
「『アトミック・ブロンド』って映画知ってる？」
って訊いたら、
「知らない」って怪訝そうに首ひねられた。
さもありなん
あれから数ヶ月…
というわけでレンタル開始したので
DVDを借りてきた。
デスロードに続き、男前なセロン。
格闘系のアクション頑張ってるな、って印象。
目をみはるって点では
『アベンジャーズ』の
スカーレット・ヨハンソンがスゴイけど、
男前なセロンが生身の肉体を使って格闘…
それもスゴイかも。
ラスト近くの格闘シーンは
特筆すべきもの。
セロンの顔なんて流血と腫れと傷で
ぐちゃぐちゃだもん。
こんな生々しいのはかつてないのでは？
さらにこれでもかってくらいアクションシーンの連続。
川に落ちてもリアル。そうかなりリアリティある。
これは見ものだと思う。
『ターミーネーター2』を観たばかりで
スケール小さいなと思ってたけど、
このシーンで帳消し
どんでん返し、裏の裏で
「おっ、『追いつめられて』のケビン・コスナーか？」
って思ったら、更に裏があった。
「ああ、アメリカね」といいうのは
ちょっと興ざめだけど。
殺し屋ではなく、
スパイだから
ゴルゴ13みたいな冷徹なマシーンって
感じじゃない、って思っていたけど
あのリアリティはグッドだった。
クールな娯楽ではないんだな。
警官二人を打ちのめすシーンは、
ちょっと冗長な印象だったけど、
一体何回格闘シーンがあったのだろうって感じ？
何度もいうけど、リアリティな格闘という点で
記憶に残る映画になった
あと
お約束なのかな。
やっぱりレズ。
長身でスタイル抜群の男前な女性スパイ。
セロンだったら、ね。
あと黒い下着なんかも似合ってるよね。
そういった意味でも
サービス精神に満ちた映画です
