Catman

アトミック・ブロンドのCatmanのレビュー・感想・評価

アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)
4.0
シャーリーズ・セロン…この人何なんですかもう。ジョージ・マイケルのFather Figureをバックに展開されるファイトと、ビルの部屋〜階段で繰り広げられる長回しのバトルが圧巻。リアルにワンカットで撮っているんだろうか??いずれにせよ身体能力が高いと言うだけでは済まされない、ヒリヒリする様な痛みが感じられる文字通りの体当たり演技と彼女のガッツ、それによってもたらされるアクションの迫真性はちょっと感動的ですらあります。

ただし映画としては脚本が良くない。説明が下手だしテンポが悪いので全然ノレない。トビー・ジョーンズのシーンまるまる不要。せっかく時間を掛けたのに、勿体ぶり過ぎてるから最後のオチも効いてない。セロンの熱演を無駄にしている様で悲しくなってしまいます。彼女以外のキャストではマカヴォイとグッドマンが良い感じ。
劇伴も不満。80年代ポップソングの連発も感心する様な捻りが無くて些か退屈。冷戦時代の空気感を醸出する役割にもなれてない。最後、London CallingからのUnder Pressureとか流石にダサ過ぎでしょう…
スコアは全てシャリセロ姐さんに捧げます。Stoli on ice. ストリチナヤで乾杯