シャーリーズ・セロンがかっこよすぎ、更に後半の展開が想像以上に胸熱すぎた。
「レッド・スパロー」がリアルにロシア色が強くて恐怖を感じたせいか、体制や国家に翻弄されつつもクセあり強面男子を次々にぶちのめしてゆくローレンに喝采を送りたくなる。
ジェームズ・マカヴォイの憎たらしさぶりもローレンの賢さと美しさに花を添えてるし、そこまで強すぎずとても人間的な側面を持つローレンの孤高の感じとか、がらりと変わる化粧や衣装とうまくリンクさせるストーリー展開が魅せる。「イーオン・フラックス」での完璧なキャラクターもよかったが、映画によっていつもがらりと表情を変える、さすがはシャーリーズ・セロン。