優しさと臆病さは表裏一体。
優しいからこそ全てを言えず、お互いに言わなければならないところが少しずつずれていくこともある…。
それでも根底には優しさがあるから、全てが伝えられないから意味がないわけではなくて、自ら歩める強さとなって表れたような気がします。
家族の話だけど、家族特有の力関係から個としての関係性に変化していく様が描かれていてよかったです。
子供の行く先も海外だったりアイドル(厳密に言うと違うけど)だったり個を強調しているように感じました。
夜行バスで行く東京って、現実感が薄れるんですよね。
早朝の東京が特に現実感がなくて、ちょっとだけ別世界みたいな。
そういう夜行バス特有の非日常への入り口のような感覚も出ていてよかったです。
あと原田泰造が完全にハマってて、女の扱いがうますぎるwwww
演技うまいなぁ…。
具合悪い時にああいう扱い出来たらモテますよ!
葵わかなちゃんのコスプレはめちゃくちゃかわいい!
しかし2時間40分はなかなかに長丁場なので腹ごしらえをしてからの鑑賞をお勧めします。