KOUSAKA

カタブイ 沖縄に生きるのKOUSAKAのレビュー・感想・評価

カタブイ 沖縄に生きる(2016年製作の映画)
3.8
おばぁラッパー、最高‼️エミネムのTシャツがキマってた👍

自分は、母方の祖父母が沖縄人で4分の1は琉球の血が入ってる事もあって、個人的に昔から沖縄文化に強い関心を持っています。

今作は、沖縄に魅せられて実際に現地で暮らしているスペイン系スイス人の監督の視点で「オキナワ」を捉える作品になっているところに大変興味を持ちました。

現地の方へのインタビューを通して、個人的に沖縄の最も尊ぶべき美点だと思う「しなやかな強さ」が見事に浮かび上がる構成になっていて、素晴らしい作品だと思いました。

「生きていること自体に感謝して、明るく楽しく過ごすことが抵抗なのだ」「テロはやっぱり悪で、彫刻でもって抵抗するんだ」「シーサーは魔除けというより、悪いものを口に入れて浄化して良いものに変えて吐き出して一緒に暮らすというもの」などの言葉は特に、沖縄の「しなやかな強さ」を象徴しているように感じました。

1つ前に見た『返還交渉人 いつか沖縄を取り戻す』でも登場した「命どぅ宝」という言葉や「唐ぬ世から大和ぬ世 大和ぬ世からアメリカ世」という唄の事も、改めて強く心に残りました。

全セリフ書き起こしが掲載されているパンフレット(たったの550円)も絶対買いです‼️

あ、あと最後の琉生ちゃんが可愛すぎて泣けました😭沖縄によって生まれた命の尊さよ😭
KOUSAKA

KOUSAKA