こたつreboot

ヘルタースケルターのこたつrebootのレビュー・感想・評価

ヘルタースケルター(2012年製作の映画)
3.1
もしも僕たちがバルタン星人だったら…この作品は生まれなかったんだろうなあ、と思った作品。話題作。

沢尻エリカさんのおっぱいが見れる、という話題が先行していましたが、それに騙されて五臓六腑を引っ掻き回された人は手を挙げてください。はーい。
ということで、映画のテーマが『美』でありますから『醜』も描くわけで。スプラッタ映画のようにゲロゲログログロというわけではないですけど、精神的にはグリグリと来る印象でございました。

それしても、女性が美醜に拘るというのは、やはり『自己肯定感に繋がるから』なんていうのは単純すぎますかね?
でもですよ。
冒頭でも書きましたように、バルタン星人には本作を理解することが出来ないと思うんです。
バルタン星人は全体が個体、個体が全体という存在ですので、他者との関わりの中で自己を肯定する必要がないんですな。
自己肯定が完成されている存在、というのは人間が目指すべき進化の方向性かもしれませんから、それを約50年前に描いていた円谷プロは称賛されるべきでしょう。
ちなみにバルタン星人の初出はウルトラマン第2話「侵略者を撃て」です。

閑話休題。
この作品、近くのビデオ屋ではどの棚に陳列されていますか?
僕はホラーの棚に陳列すべきだと思うんですけど。あと、出来れば年齢制限も必要かと。
幼い時に観たらトラウマ必至では。まあ、そういう経験もアリですけどね。ききき。

最後に。
AA=の主題歌が恰好良かったです。上田さん、元気だったんですね。