Ktdubwise

ヘルタースケルターのKtdubwiseのネタバレレビュー・内容・結末

ヘルタースケルター(2012年製作の映画)
1.0

このレビューはネタバレを含みます

久しぶりに酷い映画を観た。

まず脚本が酷い。元々、この監督は映像が全てで脚本をおざなりにする傾向があったけど、今作は特に酷い。りりこサイドのストーリーはざっくり雰囲気で進めるのに、大森南朋サイドになると、気取った頭の良い風なセリフが並び、観てて吹き出しそうになった。

加えて映像の方もかっこいい感じにするのは良いんだけど、テンポも悪いし、全部のシーンがトゥーマッチで、ケーキの上にアンコのっけてハチミツかけるみたいな辛いものがあった。なので、常に観ていて長い!これは監督というより、監督のやりたい事をコントロール出来ないプロデューサーの責任かな。

色々批判的に書いたけど総じて、僕はこの監督の「品の無さ」がとても苦手。基本その部分が合わないので、何においても最悪に感じる。音楽も本当に最悪でクラシックの使い方とかもうわーってなった。

唯一の救いはエンドロールで流れる、AA=。

イイ役者さんを揃えてこの内容になるのは紛れもなく監督の責任。残念。

これ、女性は共感するのかな?
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