That's 蜷川美花の世界観。
色遣いで分かるというのは、個性が溢れてる証拠ですよね。
好みは別れると思いますけど、パッと観ただけで誰の作品か分かるというのも才能。
水玉見たら草間彌生だと思っちゃう感じの才能。
この映画は当時よく遊んでた女の子の友達2人に誘われて行きました。
全く興味はなかったんだけど沢尻エリカ観たいなと思って。
確か「別に…。」の後に出た最初の作品だったはず。(記憶が違っててもそれもまた味)
あの会見がめちゃめちゃ好きで何度も見てました。笑
公の場で人間の本能が剥き出しになる瞬間ってなかなかないじゃないですか。
完全にタブーを破った瞬間だったので、今でもたまに見ちゃうくらいお気に入り会見です。
これがまさしくガチンコ。
ぶっちゃけ、この頃から僕の中では沢尻エリカは薬やってると思ってました。
ぶっ飛んだ行動が出来ちゃうのって、病気か薬物かのほぼ2択なんですよね。
病気の人はなかなか人前に出る精神状態にはなりにくいので除外、すると…。
という感じです。
見世物という枠組みの中で、沢尻エリカは最高の怪物だった訳です、僕の中で。
この役はこの時の沢尻エリカにしか出来ない抜群のタイミングだったと思います。
精神が崩壊していく様子が、断薬期間のように感じたあの表情が忘れられません。(多分、ホントに断ってたんだと思われ)
…もう一回復活してくれないかなー。
