Naoya

KUSOのNaoyaのレビュー・感想・評価

KUSO(2017年製作の映画)
2.6
ロサンゼルスでの大地震後、人々は奇病におかされながら生活を送っていた。フライング・ロータス監督作。序盤、一応のストーリーテラーがいるが、起承転結はなく、場面場面で不快さ、不穏さなど、嫌悪感を全面に押し出したカオスな雰囲気が満載。起承転結は最早なく、終始意味不明でもあるが、だからこそ観れる超絶クソ娯楽作。実写やCG、アニメと様々な媒体で不協和音を出してます。ドラッグ中毒者か、もしくは精神異常者の頭の中を表現したかのような雰囲気。全体的に〝クソ〟を爆発させてます。真面目に観る物語ではもちろんなく、万人向けでももちろんないが、これも一つの映画の楽しみでもある。
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