静かなる復讐の作品情報・感想・評価

「静かなる復讐」に投稿された感想・評価

主人公の葛藤も少し垣間見れたけど、これといった起伏も無く淡々と進行して行く感じ。
CHANELGIRL

CHANELGIRLの感想・評価

2.5
スペイン映画🎞まぁ面白かった🤓
映画JP

映画JPの感想・評価

3.0
宝石強盗。被害者の夫が復讐する。計画的犯行。バンクラッシュの監督だった。
ISAO

ISAOの感想・評価

2.8
ゴヤ賞受賞作はハマらないことが多いんだけどこの作品も例に漏れず。

思いつきと衝動のみの復讐劇。
計画性がなさすぎて妙にリアリティはあるけどその分面白みにも欠ける。

静かなる復讐とかカッコつけてんじゃないよ、地味な復讐に邦題を変えろ。
もうひとつの邦題「物静かな男の復讐」

スペイン映画らしい佳作

ドライバー役と目出し帽の男たちの描写から始まり、一転して主人公らしき男が登場するのだけれど、最初のうちは何がどうなっていくのかわからない

作品の語り口も主人公のように静かで、見る作品ハズした気がして途中でやめようとしたくらい

バー、女、病院、刑務所とプロットが積み上げられ、物語全体がパズルを組み立てるように進んでいくうちに引きずりこまれていく

中盤から一気に転がりだす展開、主人公と関わる男女の距離感、エンディングの余白が秀逸

キャストは未発表ながらアメリカでリメイクされるとのこと

家族の絆の強さ、パーティの設定、運転と車にまつわるエピソード、教会の有り様……スペインという土壌がこの作品が響いてくる要素として大きいと思うので、どうなることやら

フランスでしか成立しない「TAXI」のリメイクのようにならないといいけれど

VW ポロのセダン、BMW 520i
もちゅ

もちゅの感想・評価

2.0
素人の復讐だとこんな感じになるのか。
ヤマ

ヤマの感想・評価

3.7
面白いと思う。

静かなる?
表向きは静かだけど、主人公の心の内は決して静かでも穏やかではない。

復讐心とそれに対する葛藤がきちんと表現されている。
邦題に偽りなしの内容。寡黙な男ホセの復讐が静かに語られる本作。僕が思うに、ヨーロッパの映画はハリウッド映画などとは違い、本当にセリフなども最低限でほとんどが俳優たちの表情やセリフの間のみで成り立っているように感じる。ヨーロッパの映画はそれが故に少し退屈なイメージを持っていたが、この映画は強い緊張感が張り詰めており観客を引きつけて離さない映画となっている。

前半はほとんど主人公ホセやその周りについての説明がなく、ただただホセの日常が淡々と描かれる。普通だと退屈に感じてしまうような部分だが、主演のアントニオ・デ・ラ・トレの演技力の高さによって目が離せないものになっている。彼の"家族"というものに対する羨望やそれを失ったことに対する喪失感を表情や雰囲気だけで表現している。そして演出もその演技に余計な味付けをしておらず、全体として繊細な作りになっている。

では後半からは怒涛の展開かと言われればそこまでではなく、前半同様の物静かな演出のままではある。しかし、そこまで抑えられてきた主人公の怒りや悲しみというのが一気に放出され、緊張感が張り詰め始める。そして主人公だけでなく、彼に協力させられることになったある人物の描写もまた素晴らしい。ホセに対する罪悪感や同情、恐怖が表されており、復讐モノというよくあるジャンルにまた違うバディモノのようなエッセンスが加えられている。そして、その先に待ち受ける残酷な事実がより復讐という行為の虚しさや焦燥感を際立たせている。

復讐モノという激しさを求められるジャンルでありながらここまで静かに仕上げられている作品も珍しい(『ブルー・リベンジ』などに近い気もするが)。地味と言ってはそれまでの映画ではあるが、その静かなる復讐に中に込められた悲しみと怒りは計り知れないものがある。罪を犯した者には罰が、罪を償った者には救いが、そして復讐を行った者には何も残らないのだ。
ヨーロッパ映画全般に言えることだけど、表情や心理模写がリアルで自分が作品の中に居るような錯覚に陥ることしばしば。
それと登場人物のいかにも生活に疲れた感やたまに出る軽い絶望感なんかもリアル。
ハリウッドのような客受けするような派手な演出では無いので退屈だけど、この手の映画は定期に観たくなる。
強盗グループに妻を殺され、父を昏睡状態にされた男が、身元を隠し元グループの一員だった男に近づく。目的は復讐。スペイン映画。
実はスペイン映画ってある一定のクオリティ以下の作品は存在しないのではないのか?…なんて訳は無く、単に低水準と見なされた作品は日本まで入って来ていないだけなのでしょう。
今作も流石のクオリティ。俳優陣はみんな良いですね。どう見てもその辺の人たち。撮影も編集もとても端正。整ってる。落ち着いてる。いや、落ち着きすぎてる!…静かすぎないですか?この作品。揉み合いの乱闘シーンはリアルなのかもしれないけど見映えはしないし、場当たり的な復讐も、報復だの警察による追跡だのは描かれません。尺の短さもあってか意に介さず逃げ切りの姿勢。どんでん返しって程の物でもない、隠された真実…。
日頃スペイン映画に度肝を抜かされ慣れているので、ここまで“普通に良くできた”作品を観てしまうと、なんだか物足りない。あー、ダメな観客ですよねぇ。…でもですね。
例えば、今作のレーダーチャート(五角形のグラフ)は全てが3点位の小さめのキレイな五角形になります。コレの端っこを持って、体の捻りを加えて、「トゥ!」ほら、シュルルル〜とだいぶ安定して飛んだけど、マトには刺さらないで落っこちました。ところが別の、このギザギザのレーダーチャートを同じ様に、「トゥ!」ヒュヒュヒュヒ!とブレながら回転してマトにグサーっと突き立っておりますぞ!いまのギザギザは『私の、生きる肌』。色も真っ赤で派手!やっぱスペイン映画はこうでなくっちゃ!

…すいません。特に何も思いつかなくて、あーどうしよー、どうしよーって思いながら書いていたら、こんな体たらくです。でも、良い作品なのは間違いないし、3.0も嘘じゃないよ。うー、困ったなぁ…。
…「トゥ!」『ブランカニエベス』をくらえ!
にげれー!わあぁああぁああぁぁ…。
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