全員死刑の作品情報・感想・評価

「全員死刑」に投稿された感想・評価

ブッ飛んでる狂った家族。
間宮も良かったけど、毎熊の目付きが今回も抜群!!
あさの

あさのの感想・評価

3.5
クリスマスにピッタリ、異常なテンションが持続するバイオレンスな家族映画です。
タランティーノや北野武とはまた違ったアプローチでもって不謹慎な笑いを生み出すことに成功しており、意図的にNGワードを散りばめた脚本や奇を衒った演出など、普通なら鼻につく場面場面を謎の疾走感で描き切る小林監督には荒削りな天賦の才を感じます。
間宮祥太朗さんの肉体が放つ存在感と画面の持ちがほんとうに素晴らしいです。
ナカヲ

ナカヲの感想・評価

2.0
間宮祥太朗じゃなかったら観てないよね
春21号

春21号の感想・評価

4.0
なかなか良かったよ
もっとハイテンションなものかと思っていたらすっごくクールネスな作品で驚いた。
物語上のトーンは抑えられていたがキャラがしっかり立っていてキャラクターでもって話が展開していくのが良かった。
演出的に超現実的なものもあるんだけどちゃんと意味のあるもので観ていて違和感は無かった
特に主人公の視点になるシーンはカメラワーク含め気合が入りまくっていて"黒い影"や病院のシーンなど凄く良かった。
人を殺して呪われていくってのを小綺麗にまとめず歪に表現できていたと思う。

やや小林監督特有のこれみょうがしな毒っ気が鼻に付くがそれも他の作品より抑えられていて良いスパイスになっていたと思う。
正直この部分がもうちょっとあれば個人的にはキツかったと思う。

これぐらいの映画をもっと観たいかも
別に脚本も上手くないしかといってかつての暴力映画のような勢いもない
ひたすら乾いていて突き放してくる。
でもただでは返してくれない 舐めていたら腹にドスを喰らうような衝撃を与えてくれる。この感じ

日本映画史でも屈指の同情の余地のない男が小さな地獄巡りを繰り広げていく
他の犯罪映画に比べて実にミニマムな内容だがそれが小林監督の作家性に見事にマッチしていて忘れられない一作となっている。
間宮祥太朗目的
人って簡単に死なないことを学んだ…
「ペインゲイン」並みのマジかってくらいな事件。結構忠実に再現されてるらしい。


案外、人って死なないのもここまで来ると笑えてしまう。でも事実だったと思うと怖い。


ヘタレな間宮くんしか見てこなかったけどこういう感じええやん(笑)
何を見ろと言うのか?
何を感じろと言うのか?

気持ち悪いだけ!!

全員、頭おかしい。

当然、全員死刑!!

実話に基づいているらしく、この家族のクズぶりが、よく表現されていたので、少しだけ、評価をあげてみた。
くぅー

くぅーの感想・評価

3.4
ブチキレる間宮祥太朗見たさの鑑賞でしたが・・・まんま"バカじゃないの"作品でした(笑)

いきなりパンティのアップで始まった時はどうしようかと思ったけど、終盤に至っては、ホラー要素も入る迷走ぶりで・・・全員死刑ってオチはそっちかと苦笑しつつ、大牟田4人殺害事件の実話ネタなのかと驚く。

そう、『ギラギラする日』等、それなりに過去作にオマージュは捧げていたりはするが・・・まぁ、無茶苦茶な狂気っぽいモノを楽しみたい方にはオススメかなぁ。

そんなスコアは惨死って数字で・・・やっぱ "バカじゃないの"(爆)
わか

わかの感想・評価

3.2
間宮祥太郎のヤンキー姿はめちゃくちゃしっくり来た。
変な役が多い印象ですが、今回の役はその中でもダントツでぶっ飛んでたと思います。
内容自体は全然入ってこなかったが、観ていてちょっと変わった作風だと感じました。
ゆん

ゆんの感想・評価

3.8
事実は小説より奇なり。の、創作の世界で取り上げられにくい奇怪な部分。着地点の不明な破天荒さを切り取るのが上手く、ゲッツ板谷氏のエッセイを読んでいる時のような面白さがあった。
ストーリーは「仁義なき戦い」広能にとっての組を家族にスライドさせ、家族に利用されまくる主人公を描くが、広能が「弾はまだ残っとるがよ」という反抗でストーリーを締めくくっていたのに対し、本作の主人公タカノリは同様のセリフを物語の中盤で兄に吐きすてる。兄に銃口を突き付けたその後も、タカノリは家族に良いようにこきつかわれ続けていく。
人間は誰しも群れで生きていくしかないわけだが、ヤンキーやヤクザは特に顕著である。仲間がたとえ人殺しでもその思いを大事にする、というタカノリの精神には多様性を認める広い心があり、尊敬に値する。
何よりキャラクターがとびきりキュートで、守ってあげたくなるようなアイドル性に溢れている。ストーリーはこの愛らしい主人公たちを際立たせる小道具で、それ単体で見ると大したことはない。登場人物を愛せるか否かで賛否がはっきり別れるだろう。

本作で最も驚きだったのが、女性の描くことの上手さ。その拘りやフェチはヤンキーらしからぬ童貞臭がプンプンして最高だ。
女性に対する理解や歩みよりではない単純な憧憬。処女性に価値を置かず、プロっぽさや穢れをこそ良しとする、幼少時代に見た憧れのちょっとヤンチャなお姉さんのような勇ましい女性像。まるで「不良番長」の時代にタイムスリップしたかのようだ。

ユニークな人物が同様に面白い映画を作れるかというと、必ずしもそうでないことを園子温がイヤというほど証明しているが、小林監督の持つ天然の面白さとまっすぐさは観るものを素直にさせる力があると感じる。また様々なジャンルに挑戦できる器用さも有している。
不特定多数の賛辞や貶めなど気にもとめず、心ゆくまで突っ走っていってほしい。
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