欧米では定期的に第一線から退いたオッサンが気持ちよいアクションをする映画が制作されていますな～。ジョンウィックシリーズしかり、最近ではMrノーバディ。老成したランボーもこんな感じだったか。
子離れ出来ていないとも見えるブライアンは初国外旅行の娘に心配なご様子。不安は的中し無残にも電話口からの悲鳴ともに「ホステル」張りに闇ルートに売られる。ブライアンは知恵と経験を使って娘を救出に向かう。
ブライアンの捜査能力や窃盗、身分詐称、交渉力、逃避力は面白いくらいに機能し、敗北が見えない。キム以外には興味はなく、娘のためなら盾突くものは何でも攻撃するし、後処理が大変なくらい破壊活動しても気にしない。
たまたま突撃できた人身売買オークションで娘が競売にかけられるタイミングに遭遇という若干のご都合感もご愛敬。
96時間以内に助けなければアウトということで付けられた邦題。次作以降は何の意味もなさないため、配給会社は自分の首を自分で締めることとなった。
元妻はどこであんな大富豪と出会ったのか…。
ブライアンのプロとしての実力を示す歌手護衛と締めのシーンは上手く噛み合っていた。
