娘を誘拐された元秘密工作員の父が、娘奪回のため持てる力の全てを活用して戦いに挑む勧善懲悪のアクション映画。
2020年313本目。3年8ヶ月ぶり2度目の鑑賞。
久しぶりに観てみましたがノンストップな疾走感ある展開と、一人娘を想う父親の悲哀が特に良かったです。次から次へと何かが起こり事態が変化していく展開はまさに息をつかせぬ緊張感があるし、とにかくブライアンが最強で観ていて気持ちがいいです。懲悪具合も手抜きがなく容赦なく完膚なきまでに悪をぶっ潰します。
ブライアンと元奥さん、今の旦那の対比も邪魔にならずむしろブライアンを応援したくなるように働いているのもツボを押さえた演出の賜物だと思います。
少しくたびれた最強お父さん、というリーアム・ニーソンのパブリックイメージを決定付けたアクション映画の佳作ですね。一枚噛んでるリュック・ベッソンもさすがの手腕です。