あしたか

デジモンアドベンチャー tri. 第5章「共生」のあしたかのレビュー・感想・評価

1.0
予算もやる気もないのか、同じような絵で無意味な会話を延々と繰り広げて尺を稼ぐだけの映画。
テーマや信念や哲学が一切無いので、アドリブで物語を作ってるかのようないい加減ぶり。脚本家ちゃんと生きてる?
一番突っ込みたいのが、リブートしてデジモンたちは皆記憶を失った筈なのに、パートナーとは以前までと全く同じ関係性(描写)のまま。
これじゃ3章のリブートに(脚本的に)何の意味もない。後先考えないその場しのぎのストーリーだということがよくわかる。
この期に及んでデジモンの危険性が云々とか死ぬ程どうでもいい話をよくもまあ新作(しかも最終章の一つ前)に盛り込もうと思ったもんだ。1章の頃とやってること何も変わらんじゃん。アホかよ。
5章まで来てストーリーが何も進んでいないことには呆れを通り越して感動すら覚える。しかしまぁ前章までもただ座談会をしていただけの今シリーズだから、それも当然である。
怪談話とかやってる場合じゃないだろ。バカかよ。
一応メイメイとメイクーモンを物語の主軸に据えてはいるが、この2人に感情移入するような準備は当然ながら前章までになされていないので、白けるだけ。
アグモンがすげー馬鹿キャラに仕立て上げられてるのも作り手の都合を感じるばかり。
究極体デジモンも何の役にも立たないし、何の為に出揃ったのか。
勿論酷い部分は他にも数え切れない。
成長期デジモンたちと太一のママが可愛いのが唯一の救い

P.S. エンディング曲が無駄に名曲
あしたか

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