南フランスのリゾートで働くサミュエル。ある日、過去に遊びで一夜を共にした相手クリスティンが、その時の子だというグロリアを置いく。8年が経ち、父娘の前にクリスティンが現れ、娘と暮らしたいと言い出した。
オープニングがかっこいい!
ただ、あんないい加減な男がそんなにすんなり改心するかなー。それに生活が恵まれすぎだし、グロリアがいい子過ぎるし… なんて思ってたら、なんだかとても重い展開になっていった。
親が子供に与えるのではなく、子供からもらうものは実はとっても多い。生活の中に幸せや試練が格段に増えるし、成熟や老いも子供がいることでより醸成される。それが画面から伝わってきた。
だからこそ、自分が死ぬ前に子供を失ってしまったら、あんな風に受け入れられるわけがないし、微笑めないと思ってしまう。