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あしたは最高のはじまりのbutasuのネタバレレビュー・内容・結末

あしたは最高のはじまり(2016年製作の映画)
1.5

このレビューはネタバレを含みます

何だかものすごく不快感が強くてイライラした。勿論少女の母親であるクリスティンも大嫌いなのだが、それ以前に何だか映画としてあまりに雑というか、コメディにしても笑えない。

冒頭から主人公は"軽いけど明るく人望があるやつ"風に描かれるが、自分には"明るいけど軽くて真剣味に欠けるやつ"にしか見えなかった。仕事に対する向き合い方も、女に対する向き合い方も、10代の若者のような適当さ。それで急に娘を愛情たっぷりに育てたと言われても。不思議と子育ての良いところだけを味わってまるで苦労をしていないようにしか見えないのだ。何と言うか、こいつの子育てにはリアリティがまるで感じられない。8年もイギリスに住んで英語を覚えないところもそうだし、毎日を享楽的に生きているようにしか見えない。主人公を演じたオマール・シーの魅力に頼るばかりで、脚本が雑すぎる。演出がコメディに振りすぎているのも余計に全体が軽く見えてしまう要因になっていると思う。何もかもが突飛で嘘くさい。

そしてクリスティンがとにかくクズ女。いきなり生後三ヶ月の娘を男に預けて失踪し、会いたくなったからと急に8年後に現れ、親権を取ろうと裁判を起こし、挙げ句に実は男は娘の父親ではなかったときた。最低過ぎて無理。

あとこのストーリーなら娘の難病設定いらないだろ。全然設定を扱いきれていない。泣かせたいからという安易なやり口に反吐が出るわ。