このレビューはネタバレを含みます
予告に惹かれて鑑賞。
父と娘の慌ただしくも楽しい生活が終始繰り広げられるのかと思いきや、後半は意外にヘビーな展開で驚きでした。ラストはもの悲しい部分もありますが、雄大な海の景色と主人公の前向きな思考により、後味は良好です。
赤ん坊時代のグロリアは非常に可愛く、少女時代はアクティブで好ましいキャラクターでした。父と子供の交流シーンは微笑ましいですし、母親についての嘘も致し方なかったと納得出来ますね。
オマール・シー演じるサミュエルは文句無しにいい父親。母親であるクリスティンは話の展開の都合上身勝手さが目立ちますが、エピソードの掘り下げがあれば、もっと素直に応援出来たかもしれません。