すず

あしたは最高のはじまりのすずのレビュー・感想・評価

あしたは最高のはじまり(2016年製作の映画)
2.0
母親にムカっ💢

突然あなたの娘よと告げられて、娘を預けたまま姿を消した母親。残された父親は一心不乱に娘を育て8年が経った。しかし、母親からのメールが発端となり、2人の暮らしは不穏になっていく。

メキシコのコメディ[Instruction Not Included](原題)のリメイク。父親の成長を描いたフランス映画。アメリカ映画だと思い込んでたから、フランス語喋りだしてちょっとびっくり(笑)


主演はオマール・シー。[最強のふたり]

原題の[Demain Tout Commence]は「明日は新しい一日」。ある哲学者の言葉らしいがこの意味を知ってしまうと結末がわかってしまう。ネタバレなしで観たい方は調べちゃダメよ(笑)


母親の身勝手さにイライラする。捨てたくせに、会う機会もらったくせに図々しい。自分のしたことが許されないとわかってても、会ってしまったら抑えられない。はぁ💢今更だよ。育ててくれた父親のこと何も考えてないよね。自分は恋人作ってるしさ。あと大きな声で言っちゃあれだけどビッチですよね(^_^;)



後半はテンポが速く急展開過ぎて、少しおいてかれた。ざっくりいうと取り合い、解決、新事実、決断、ラストってな具合にどんどん話が変わっていく。


父親にも明日は新しい一日が待っている。そう言われてもなぁ。


誰かとの出会いが人生を変える。それは良くわかった。

でも、私にはしっくりしない映画だった。
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