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あしたは最高のはじまりのsnpchのネタバレレビュー・内容・結末

あしたは最高のはじまり(2016年製作の映画)
4.6

このレビューはネタバレを含みます

最高の映画。
世界で一番優しい嘘のつき方を教えてくれる映画。
作中父は恐怖を、娘は人生を教えてくれた。とあるけど、彼が娘に教えたのはついていい嘘だったと思う。

兎に角みている間に喜怒哀楽全部やった。

最初超笑って途中まで死ぬほど幸せでそのあと死ぬほど怒って最後でもう切なくて途中のイラつきどうでもよくなった……

全部見終わったあとに思い返すと、注射に付き合ってたのは実はパパで、将来の夢を聞く時の様子とか、子供の成長を見越してない部屋のドアのサイズとか、「将来のことを考えてほしい」と言われても出席日数より子供のしたいことを優先させたこととか、ほかにもたくさん、観ながらあれ?と思うところがあって、それが最後にガッと回収されるのがよかった。いろんなところにサミュエルの優しさが散りばめられてて、愛ってすげえな……と本当に思いました。

そして最後は明るく、グロリアの存在が彼の人生を明るくして、あたらしい明日をみて終わっているのが本当に本当によかった。

母親のことでモヤモヤしすぎたのでもうすこしスッキリしたかったかな。と思ったので5にはしませんでした。 本当に最悪な勘違い女だったけどわたしは母になったことがないから気持ちがわからないのかな。と思いました。(が母にみせたらもっとわからないと言っていました。)
が、そこもまたサミュエルにとって母親はアウトオブ眼中。あくまでグロリアのために動いているのが本当に本当によかったです。

全て踏まえてもう一回絶対観たい。
絶対最初にグロリアが笑ったところでなく。
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