遊び人のシングルファーザーが子育てに奮闘する姿を描いた父娘の物語。父から娘への愛情の深さ、絆の深さにほっこりさせられる。
南仏できままに暮らすプレイボーイのサミュエル。彼の前に、かつて関係を持った女性クリスティンが生後数ヶ月の娘グロリアを連れて突然現れる。グロリアが実の娘と聞きサミュエルが驚いている間にクリスティンは赤ん坊を置いていなくなってしまう。サミュエルはクリスティンを追ってロンドンに行くが彼女の行方は分からず…
毎晩女の子と遊びまくって適当に生きていたサミュエルが、子育てをすることで真面目に仕事をし娘に全てを捧げる姿を見て、人って何かのきっかけでこんなに変われるんだなと思わされた。頑張って仕事をして持った自分の家は娘への愛情たっぷりの家でとても素敵だった。屋上のホームシアターとか部屋の中に大きい滑り台があるとか遊び心満載の家で憧れの家すぎてた。グロリアと同じ目線で楽しみ、真剣勝負を挑む姿が微笑ましかった。親子であり最強の相棒。
人生で一番ついていないと思っていた日が、人生で一番最高な日になる。全てがそうとは限らないけど、目の前のことを必死に頑張ったらいつか楽しいことが訪れると思って今日を頑張ろうと思える作品。
