みおこし

あしたは最高のはじまりのみおこしのレビュー・感想・評価

あしたは最高のはじまり(2016年製作の映画)
3.7
『最強のふたり』『ショコラ!』のオマール・シー主演。プレイボーイとして鳴らした男が、一夜だけ関係を持った女性に突然子供を託され、シングルファーザーとして奮闘するお話。

とにかく色彩感豊かな作品でした。主役のサミュエルと娘グロリアが暮らすお部屋の可愛いことと言ったら!2階から滑り台で降りてきてボールプールに着地できる作りになっていたり、個人的に大好きなドイツのおもちゃ、プレイモビールの巨大フィギュアがあちらこちらに置かれている点もツボでした。朝食のテーブルも何とも色鮮やかで、日本人がイメージするいかにも外国の食卓という感じで素敵。
フランス映画なのですが舞台はロンドンなので、イギリス映画好きにもオススメ。

オマール・シーの作品は暗いテーマがあっても登場するキャラクターたちはみんな底抜けに明るい内容が多く、本作も底辺にはかなりシビアなテーマがありつつ、親子の描写は極めてハッピーな演出が多かったです。だからこそ最後がグッと来るんですよね...!
"親子"の定義とは、血の繋がりなのか、過ごした時間の濃さなのか、色んなことを考えさせられるエンディングでした。正直あの展開はまさかすぎて予想していなかった...。

脇を固める俳優さんもみんな素敵。クリスティン役は、ハリポタシリーズでフラー・デラクール役を演じていたクレマンス・ポエジー。すっかり大人の女性になっていてはじめは気づきませんでした!
アントワーヌ・ベルトラン扮するベルニーの、ガチガチのオネェなのに、仕事の時はキレやすい敏腕プロデューサーと言うキャラ設定も見事(笑)。