偉そうな人の殆どは、どこが偉いのか分からないけど、とにかく高圧的だ。俺は偉いんだぞ的な雰囲気で攻めくる。殆どの人は、それに騙されてちゃう。そして、不思議なことに、いつの間にか、本当に偉い人って認識されていたりする。偉い人って自己申告制らしい。ビジネスの世界では、これが偉くなるための秘訣と確信している。人前で偉そうにしていないと偉くはなれない。
エジソンは発明王として教科書に載っている偉人。でも、正確には商品化王と言った方が良いのだろう。蓄音器も、白熱電球も、映写機も、発明と言うよりは、世界で初めて商品化した人だ。自宅のガレージかなんかで黙々と研究していたというイメージだったけど、GEという大企業の代表者が本当の顔。ウェスティングハウスと競争って聞いて、発明王と大企業の発明競争と勘違いしていた。単にGEとウェスティングハウスの小競り合いだった。なぜ、エジソンだけ偉人扱いされているのかは不明だけど、この映画を観て分かったような気がする。