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エジソンズ・ゲームのBluegeneのレビュー・感想・評価

エジソンズ・ゲーム(2019年製作の映画)
4.0
オープニングの「後援 一般社団法人 電気学会」でブフォてなった。

びっくりしたのは、この頃から特許という考え方があったということ。アイディアを登録して使用料を取るって、そのアイディア自体がすごいと思うし、その仕組みがすでに出来上がってたことにも驚愕。wikiを見ると概念は中世からあったようで🤭

全体に細かいエピソードの積み重ねで直流対交流の闘いの流れが後者の勝利に傾いていく様子が描かれる。クライマックスはシカゴ万博と初の電気椅子による死刑執行。文明が人類にもたらした功罪をうまく対比させた。

エジソンが自分の発明を守るために交流発電に対してかなり汚い中傷をしたり、動物の感電実験をしたのは事実だそうだ。発明王、わりとせこい。ウェスティングハウスは逆に大局を見通せる大人な人物に描かれている。

あとニコラ・テスラがウェスティングハウス陣営の重要人物だったのは間違いないが、彼のエピソードはちょっと中途半端な感があった。
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