みあせぶ

エジソンズ・ゲームのみあせぶのレビュー・感想・評価

エジソンズ・ゲーム(2019年製作の映画)
3.8
直流vs交流


電気という新しい概念の始まり💡
星を集めて箱に閉じ込めたかのような輝きを放つ未知の物体を人類が初めて見たとき、何を思ったのだろうか。

3月に買ったムビチケをようやく消費。英国俳優のオンパレードだったので楽しみにしてました。
「エジソンズ・ゲーム」と言うより、“電流戦争”の意味を持つ「The Current War」という原題がピッタリ。

電気を人々にどう売り出すか。「交流は危険だ」などとエジソンが言うならば、信じるしかない。電気に関する知識など持ち合わせていないのだからか当然だ。

自分の電気で世界を照らすべく、特許や取引を駆使してライバルを蹴落としていく。時には危ない賭けに出ることも。実話に基づいた映画ということなので、どこからフィクションなのかは分からないが、発明しただけでは上手くいかない世の中であることには間違いなさそうだ。

文系女子お断り映画化と思いきや、全くそんなことはありません!中学生程度の知識でも楽しめると思います。

ベネディクト・カンバーバッチとトム・ホランドのやり取りが、ドクターストレンジとスパイダーマンが喋ってるように時々見えました笑
ニコラス・ホルトは私の推しですが、今回も最高でした。髭かっこいいな…

「天才とは1%のひらめきと99%の努力である」
という名言もあるように、エジソンは本当に努力の人だということがよくわかる映画。
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