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南瓜とマヨネーズのmizukiのレビュー・感想・評価

南瓜とマヨネーズ(2017年製作の映画)
4.4
振り返ると、みんなが「間違えちゃったね」って言うようなこと、自然に描かれていてすごかった。演技然り、脚本然り。音楽もやくしまるえつこで最高

男に従順になるのは、間違いだね😂まあ、もちろん男に限らず。尽くしたって何もいいことない。
やらなきゃいけないことが何かあるとして、「やれ」って言われたらやりたくなくなるものだし、「やらなくていいよ」って言われたらもっとやりたくなくなるのが心理なんだと思う。
要は、やるか・やらないかは本人だけが決めていいことなのかなと。「やりなよ」という一見タブーな言葉に、選択の自由と応援の気持ちが込められている場合もあるし、言葉ってほんとに難しいけど。「お金は私が稼ぐから、はやく曲書いてよ」、か…うん。
きっと、自立しようとする力を信じることが、一番相手のためになる。BUMP OF CHICKEN『なないろ』の、'躓いて転んだ時は教えるよ 起き方を知っている事'が正にそれだよなって。起き上がらせてあげることよりも、起き上がるのを見守っている方が少し優しいと思う。
正解の対応?するためには、相手をどれだけ見ていて、どれだけ思いやれているか、それに尽きるかも。しんどい時、柔らかい言葉がほしい気持ちもあれば、敢えてあっかるい言葉に触れたい気持ちもあると思う。いくらよく見ていたって、所詮他人だから、全ての瞬間言われて気持ちのいいこと言えるわけはないけど。

「あなたなら、ちゃんとした落ち着いた男と結婚して、子供産んで、女性としての幸せが手に入るよ」なんてさ、言わないでほしいよね〜。
ちゃんとした落ち着いた女だったら、こんなことにはなってないんですけど笑笑 ちゃんとした落ち着いた女だったら、高校とか大学とかから普通に恋して愛に移行して、普通に続いてるでしょうね〜普通が何かは知らないけど 言っちゃ悪いけど、ちゃんとした落ち着いた男が私を扱えるわけない。だって、私だって尽くされるの嫌だもんねー尽くし合うことが、向いている人たちは恋愛向いてる。あと、気性が穏やかな人たち。
悩みとか全然背負ってもらいたくないし。人には人の地獄、って言うけど、私の悩みは私だけのものだもん。古いもの・ダサいもの=愛のないものを壊したくてたまらない、穏やかさなんて全然ないし。ふるいにかけまくり、残ったり残らなかったり。人と馴れ合うことを一番の幸せと思えない、私たちの幸せは、私たちだけがわかっていればいい。私たちの幸せも、私たちだけのものだよね。
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