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南瓜とマヨネーズのimochanのレビュー・感想・評価

南瓜とマヨネーズ(2017年製作の映画)
4.7
まず出だしの生活音をミックスしてできた音源で圧倒されました。アートでした。
みんな現状の自分に満足感や幸福感はなくて、何かが埋まらない日々。そんな時には、私自身も「わたし何をしてるんだろう」って思いながら本来すべきでない事のように思えることをやってしまう。ツチダ(臼田あさ美)に強く共感。
90分の間に、空回りしてく中で成長する登場人物の様子を自分と重ねて、最後のせいいち(太賀)の歌で自分の悩みも一緒に流れたように思えた。私もいつかせいいちみたいに優しくなれたらいいなって思った。
そしてなにより、作中のオダギリジョーと遊びたい。遊ばれたい。
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