「3回まわって猫が鳴く」
身に覚えのある感覚。
否定することで自分を肯定できること。その虚しさ。
雲みたいに掴めなくて、いつか居なくなるとわかっていること。
大事なのに、大事にできないこと。
何にも依存せず、何にもとらわれずにいることへの憧れ。
恋って儚い。簡単に消えてなくなったり、いつまでも消えなかったり。
他人と強い絆で結ばれているってすごいことだ。私もあなたを想っていて、あなたも私を想っていると"わかる"こと。太賀が歌うラスト、あさ美ちゃんの涙が本物すぎて〜〜ぐわ。
始まりから、エンドロールまで気取ってなくて良かった。心にストンと入ってくるかんじ。映画が終わっても、まだ2人の流れの中にいた。
本当に欲しいものなんてそんなに簡単に手に入らなくて、失くさないことだけでも奇跡。愛して、愛されたことの奇跡。すごいね。
太賀の目線も、あさ美ちゃんのスタイルも泣き方も笑い方も、オダジョーの色気も!最高〜。個人的に太賀を宥めるバンドメンバーの落ち着き具合が良かった。ああいう人いる。
光の入り方や色が好きだと思ったら川島小鳥さん。