なにこれ、ちょー良かった、超良かった、
めちゃくちゃ良かったよ??
ひさびさに、こんなに柔らかくて切ないものを観た。
ツチダがいじらしくて可愛くて、もう全部、自分が何やってるのかわかんなくてぐちゃぐちゃになっちゃったりせいちゃんのパーカーに顔うずめるとことかも全部。
せいちゃんもラスト5分でみせるあのシーンに全部持ってかれる。わたしもツチダと一緒にぼろぼろ泣いた。ほんとうに、せいちゃんのうたが可愛くて、優しくて、とうとかったから。
ツチダは自分がせいちゃんの歌を導けなかったことに泣いたんじゃない。お母さんみたいな気持ちで泣いたんでもない。ただ、ふたりが一緒にいた時間があったことに、今も変わらずせいちゃんの歌を聴けて嬉しいことに、せいちゃんを想って乗り越えて流れていった全てのことに、感極まっただけ。
とにかく、主役の臼田あさ美のサブカル感が絶妙で。太賀くんも、なんか弟キャラ的な感じだったのにいつのまにかこんな素敵な男を演じる俳優さんになってしまったんですね。。
2人がこのふたりだからこそ生まれる愛しさや切なさ。完璧なキャスティング。
公式サイトの2人のコメントもみなさんに読んでほしいです。ほんとにみんなで大切に作り上げた作品だっていうのが伝わってきて余計泣けます。
オダジョーが見た目そのままのゲス男(すみません)だったのも良くて、異物のように差し込まれるハギオのキャラに合っていた。「湯を沸かすほどの〜」みたいな「良い人」を演じてると違和感感じちゃうけど、こういう役はやっぱいい。
なんていうか、等身大の愛しさ。
観てる時から、そして観終わったあとも愛しさが溢れて止まらない。。
大好きな一本!