お湯

南瓜とマヨネーズのお湯のレビュー・感想・評価

南瓜とマヨネーズ(2017年製作の映画)
5.0
◇取り戻せない温もり

カボマヨ→blue→カボマヨ、見てしまった。1日に同じ映画を二回見たのは初めて。

ストーリーは苦しくて醜いのに、映画自体は心地よくて、この世界に浸っていたくなる。なんとなくそれがこの映画の中の恋愛と似ていたり、キャラクターたちが好きって思うことに似ていたりする。

ほぼ無音のエンドロールで、この映画が終わってしまうことを悔やんで、この映画のことを思い出す。
色々思い出すことはあるけれど、耳に残るのは最後のせいいちの歌声。
どうにも戻らないし、戻ることもできないし、戻ってはいけないけど、思い出さずにはいられない。


太賀はどんな役をやっても、その作品の中でずっと生き続ける1人の人間になるし、その役の魅力に気づかせてくれる。

何回でも見ちゃう。
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