ぽん

南瓜とマヨネーズのぽんのレビュー・感想・評価

南瓜とマヨネーズ(2017年製作の映画)
4.0
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2018🎬24
南瓜とマヨネーズ
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私は何がしたいのか分からない
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愛しくて、クズで、あまりにも人間的で、優しくて、どうしようもないそんな映画。
臼田あさ美と太賀の醸し出す雰囲気がまた良い。わかんないけど、日常ってこんな感じなのかなあって。
ツチダ(臼田あさ美)は、ほんとにどうしようもなくて、自分でも何がやりたいか分からなくて、周りに流されて生きてる。周りがいることで、自分の存在意義がある。そんな自堕落な〜〜と思いつつ、自分も最終的な野望をもって人生を生きているわけでもなく、レールの上にのってふつうに大学いってふつうに就職するのだから、ツチダを見て自分の心も痛くなった。
せいちゃん(太賀)は、何という安心感でしょう。ほんとに愛しい、可愛い、守ってあげたいわかるよツチダ!!
ハギオ(オダギリジョー)は、クッソくそで似合ってた(笑)こういうやついる、めっちゃわかる。先のことはわかんないけど、楽しいうちは付き合うんじゃない?ってセリフ、ううわーーーーこういうやつ!おる!ってなった(笑)そりゃそうだ。楽しくないときも、それぞれが自分のペースで居られて、初心を忘れずにいられたらなあと思うけど、それが難しいんだなあ。だんだんマンネリ化してしまって、当たり前から愛情が消えて、離れてから愛しさが分かる。
んー、ツチダとせいちゃんの写真ほんと可愛いなあ。
ぽん

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