回想シーンでご飯3杯いける

南瓜とマヨネーズの回想シーンでご飯3杯いけるのレビュー・感想・評価

南瓜とマヨネーズ(2017年製作の映画)
3.0
’90年代にCUTiE Comicで連載されていた漫画が原作という事なので、元の読者層としてはCUTiEに連載されていた「リバーズエッジ」にも近いのかなと予想。ライブハウスで働く女性ツチダが、純粋で優しい現彼せいいちと、イケメンで女慣れした元彼ハギオの間で揺れ動く様子を描いている。

せいいちを演じる太賀と、ハギオを演じるオダギリジョーの演技がとりあえず良い。全体的に台詞よりも行動や表情で描写していくタイプの作品で、漫画原作にしては情報量少なめなのも好み。この辺も映画版「リバーズエッジ」に近い。

ただ、登場人物がスマホとラインを使っているし、登場するクルマも現行のモデル。つまり'90年代という設定は完全に排除したものと思われ、結果的にラインを使って元彼とホイホイ会ってしまうツチダが、単なるビッチ(ただし悪意は無い)にしか見えなくなっているのが残念。原作を読んだわけではないけど、だいぶテイストが変わってしまっているんじゃないかと、何となく分かってしまう。