いちこ

南瓜とマヨネーズのいちこのレビュー・感想・評価

南瓜とマヨネーズ(2017年製作の映画)
4.1
ツチダとせいちゃんの日常がある部屋が好きだ。どこか暗かったりゴミ袋が溜まってたり、雑多に見えた部屋も、出会った頃はぴかぴかと明るくて、ふたりの関係を示唆してるみたいだった。それだけの時間を、あの部屋で一緒に過ごしてきたんだよな。

共感できるともできないともいえない、ただ、生活がちゃんとあった。大好きな人との距離感、日常、自分にはどうしようもない感情、小さな変化。笑顔、泣き笑い。

振り返りも呼び止めもしない帰り道、ハギオの言葉を思い出す。「またどこかで会っちゃうかもしれないよ」。生活も人生も地続きなんだと思わせてくれた。