2020/5/1
原作コミックは未読。「愛がなんだ」に近い作品かと思ったけれど、完全に似て非なるものだった。何よりも、ツチダの“せいいちのため”を前面に出しすぎるところが少し苦手。確かに、二人の生活を見るとそうなのだろうけれど、せいいちがツチダに金銭をせびることもなく、そこまで貧窮していたようには思えない。ただ、苦手なものの、ツチダのことは嫌いじゃない。かつての恋人が忘れられないところも、ちょっとダメな人を好きになってしまうところも、少なからず分かる部分はある。最終的に二人の関係は破綻するものの、せいいちの優しい曲と泣きながら聴くツチダのシーンが最高に良かった。いつかまた二人が一緒に居られたら良いのに、と思う。あと、「仁義なき戦い」Tシャツ、私も欲しい！
