南瓜とマヨネーズの作品情報・感想・評価 - 148ページ目

南瓜とマヨネーズ2017年製作の映画)

上映日:2017年11月11日

製作国:

上映時間:93分

3.7

あらすじ

ツチダ(臼田あさ美)は同棲中の恋人・せいいち(太賀)のミュージシャンになる夢を叶えるため、内緒でキャバクラで働き、生活を支えていた。一方、曲が書けずスランプに陥ったせいいちは毎日仕事もせずにダラダラと過ごす日々。 しかしツチダがキャバクラの客・安原(光石研)と愛人関係になり、生活費を稼いでいることを知ったせいいちは心を入れ替え働き始める。 ツチダが今でも忘れ…

ツチダ(臼田あさ美)は同棲中の恋人・せいいち(太賀)のミュージシャンになる夢を叶えるため、内緒でキャバクラで働き、生活を支えていた。一方、曲が書けずスランプに陥ったせいいちは毎日仕事もせずにダラダラと過ごす日々。 しかしツチダがキャバクラの客・安原(光石研)と愛人関係になり、生活費を稼いでいることを知ったせいいちは心を入れ替え働き始める。 ツチダが今でも忘れられない昔の恋人・ハギオ(オダギリジョー)と偶然の再会を果たしたのはそんな矢先だった。 過去の思い出にしがみつくようにハギオにのめり込んでいくツチダだったが...。

「南瓜とマヨネーズ」に投稿された感想・評価

ま2だ

ま2だの感想・評価

4.7
南瓜とマヨネーズ観賞。

12月もまだまだ観るけれど、おそらく今作が僕の2017年ベスト邦画。どこを切っても邦画の美徳が溢れ出してくる。

恋愛でも人生でも、100%楽しい時間や100%悲しい時間はなくて、実際にはそれらは分かち難く混在しているもので、だからこそ簡単には離れられないし、忘れられない。このいわゆる腐れ縁というやつが、臼田あさ美演じるツチダを中心に描かれていく。

バイト先のライブハウスでシールドをさばくツチダが帰宅すると、ああこちらも相当絡まってるなと感じさせる佇まいで太賀演じるニート彼氏のせいいちが待ち構えている序盤から、ミニマムなセリフと演出で観る者の心をえぐってくる。場面の繋ぎや、やくしまるえつこが手がけるスコアも同様、観客に目を凝らし、耳をすます行為、すなわち映画への没入を促す示唆に富んだものだ。

登場人物の全てがおしなべてクズ成分を含んだ造形なのもまた、先述のわかちがたさを醸し出している。いけすかないが同時になんとも魅力的な面々だ。スクリーン上に描かれていない間にも、彼らがどんな時間を過ごしたかがなんとなく伝わってくるのがまた巧い。

そんなクズの中でも完璧なクズ、ハギオをこれ以上はないはまりっぷりで体現してみせるオダギリジョーはさすがだが、本作においてオダギリ以上の役者は、ツチダとせいいちが暮らすアパートの「部屋」かもしれない、と感じた。

住む者の親密さや倦怠、心の隙間を静かに、しかし雄弁に物語る彼らの部屋の表情の移り変わりには何度も感心させられた。

ほどよくくたびれてとても美しくなった臼田あさ美、「淵に立つ」ぶりに観てその成長に驚いた太賀、主演ふたりの演技がやはり素晴らしく、ラストの控え室のシーンではしっかりと涙をひとしずく搾り取られてしまった。そしてやくしまる作、太賀が歌う「ヒゲちゃん」の愛らしさとやるせなさに、もうひとしずく。この歌聞くために90分座っている価値あると思った。

本作のクオリティ的な成功に合点がいくようなきっぱりとしたエンドロールまで、全てが心地よい。敢えて難癖をつけるならば、原作準拠なのかもしれないがツチダのモノローグは不要だと感じた。
monami

monamiの感想・評価

2.9
理解はできなくて、でもツチダの涙には共感できて。大賀の歌声が素晴らしくて歌手デビューしたら聴くのにっておもった。
さっこ

さっこの感想・評価

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ずっと願っていたことが離れてから叶うっていうのが、何とも、幸せだけどせつない。リアルな恋の話
K

Kの感想・評価

4.6
クスッと笑えるシーンと、シュールなシーン、修羅場なシーン、幸せなシーン、どれも最高だった。
自分は全く何をしているんだろう。ってふと我に返って思ったり、過去にすがったり、でも今も大切にしたかったり。
何もかも簡単に振り切れたら良いのにね。
その点、ハギオのやる気の無さというかどうでもいいですっていうキャラが本当に面白かった。

途中の回想シーンで、
せいいちの無邪気な可愛い性格が滲み出てて、こりゃ面倒見たいって思うわなぁ〜。。。毒のないまっすぐな笑顔がたまらん。ダメで完璧じゃない彼氏だけど、それだからこそ好き。ってなんか、あるあるですよね。
とりあえずいい映画に出会えました。
たくみ

たくみの感想・評価

3.5
愛する男の為に身を削ってお金を稼ぐ女。男がようやくヒモ生活から脱した頃に現れる昔好きだった男。ダメンズウォーカーの典型の様な女が主人公だけど、実は一番ダメなのが女ってお話し。

2人の男を演じたのは、太賀とオダギリジョー。太賀の演じたセイイチもオダギリジョーの演じたハギオも、2人ともクズだけど、ウソがない。ある意味2人ともとっても誠実。

何処にでもある、何処にでもいる男女の物語。等身大のクズ達が妙に愛おしい。
まる

まるの感想・評価

4.0
ただ病みました。

好きってなに?

一緒にいるってなに?



感情が欠落してなにも感じなくなってただ無で生きたい。
mari

mariの感想・評価

4.0
ラストに涙した。
せいちゃん(太賀くん)の歌も声も、良かった。
ねこ

ねこの感想・評価

4.5
わたしのメンタルは死にました(褒めてる

最後はツチダと一緒に泣きました

「せいちゃんはちゃんとしちゃダメなんだよ」

うわ、スゲェ分かる死にたい
あん

あんの感想・評価

4.5
魂をえぐり取られる珠玉の一作。わたしの中に5%だけ存在する雌の部分が全力で咽び泣く
yoyoo2929

yoyoo2929の感想・評価

4.3
臼田あさ美がめちゃくちゃかわいい。オダギリジョーはくそ野郎なのにめちゃくちゃかっこいい。太賀もなかなかクズっぽいのに終盤で株を上げてくる。観ていてなんとなく胸を締め付けられる系の映画だが、観賞後は不思議と爽やか。