南瓜とマヨネーズの作品情報・感想・評価 - 2ページ目

南瓜とマヨネーズ2017年製作の映画)

上映日:2017年11月11日

製作国:

上映時間:93分

3.8

あらすじ

ツチダ(臼田あさ美)は同棲中の恋人・せいいち(太賀)のミュージシャンになる夢を叶えるため、内緒でキャバクラで働き、生活を支えていた。一方、曲が書けずスランプに陥ったせいいちは毎日仕事もせずにダラダラと過ごす日々。 しかしツチダがキャバクラの客・安原(光石研)と愛人関係になり、生活費を稼いでいることを知ったせいいちは心を入れ替え働き始める。 ツチダが今でも忘れ…

ツチダ(臼田あさ美)は同棲中の恋人・せいいち(太賀)のミュージシャンになる夢を叶えるため、内緒でキャバクラで働き、生活を支えていた。一方、曲が書けずスランプに陥ったせいいちは毎日仕事もせずにダラダラと過ごす日々。 しかしツチダがキャバクラの客・安原(光石研)と愛人関係になり、生活費を稼いでいることを知ったせいいちは心を入れ替え働き始める。 ツチダが今でも忘れられない昔の恋人・ハギオ(オダギリジョー)と偶然の再会を果たしたのはそんな矢先だった。 過去の思い出にしがみつくようにハギオにのめり込んでいくツチダだったが...。

「南瓜とマヨネーズ」に投稿された感想・評価

mol

molの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

「ちゃんとしなくてよかったのに」

働かない、音楽も作らない、家事もしない、何もしない。けれど、彼に音楽を作ってほしい、彼に歌ってほしい、彼のことが好き。

そこに元カレと思われる人物が現れる。彼はどこかふわふわしていて、自分のことを見透かしてるような気がする。けれど、やっぱり、彼のことを好きなのかもしれない。


ダメな彼につくしてしまう女、といって片付けてしまうこともある意味で可能かもしれない。しかし、はたして彼女にとっての「好き」という感情の本質はなんだったのだろう。ハギオといる時間は彼女は本当に楽しそうだった。バイクが撤去される時も、ふと声をかけそうになる。一方、せいいちに対しては、彼個人ではなく、彼の音楽についてしか劇中は言及されない。彼に音楽をつくってほしい。女ボーカルではなく彼に歌ってほしい。彼女が好きだったのは本当に彼自身だったのか。せいいちがちゃんとしてしまったとたんに、ハギオとよく会うようになったのはなぜなのか。


映画的に面白い演出も多い。とりわけ時間性はこの映画において重要なファクターとなっている。最初は時間軸がバラバラの状態で無作為にカットがつながれる。ハギオとの一夜のあと、帰宅前に想像上のただいまの映像が挟まれる。せいいちが返す3万円の上には、一粒残らず落ちきった砂時計。彼がいたころのキッチンと彼女一人のキッチン。

また風呂場のシーンも印象的。序盤、せいいちが風呂場で歌うなか壁越しにそれを聞く彼女。対照的に、後半、風呂場にいるせいいちに「自分で歌ってほしい」という彼女。


結局、彼女の「好き」はなんだったのか。ちゃんとしてしまった彼が「深い意味はないから」といって彼女にだけ曲を歌ってくれる。歌う彼が、優しくて、かわいくて、尊くて、彼女は静かに涙を流してしまう。やはり本当に彼女は彼を好きだったのかもしれない。迷子の誰かさん=彼女は、その優しさを受け入れて、街へと歩き去っていく。
もみた

もみたの感想・評価

3.4
俺の恋愛の全てがこの映画に詰まってる気がする。多分違うけど。
とわ

とわの感想・評価

2.5
臼田あさ美が美しすぎた。一つ一つの描写や登場人物の表情がいい。内容としては報われない作品だなと個人的にかんじる。どんよりした気持ちではあったけど、どこかホッとする気もした。
Moe

Moeの感想・評価

3.7
現実なんてこんなもん。








大学の講義で冨永さんは、女性を主人公にするとき気持ちが描けるか不安だからあえて男性を肉付けすることで女性の感情を引き出すって言ってたけど、まさにこの作品がそれ。原作付きで制作費を抑えながらも冨永監督らしさが出てるのは、登場人物がダメな人ばっかりだからかな。主人公のモノローグ的なナレーションを入れて場面の見方を変えさせて映画に多面性を出す。ローリングと同じ色調だけどこっちはなんか希望が持てる。より私たちの日常に近いからかもしれないけど。
Shiho

Shihoの感想・評価

3.5
魚喃キリコの気だるい世界観は上手く表現できていたと思います。
キャスティングも合っていた。

すごい傑作!とはならないけど、たまにはこういうリアルな日常を体験する感じも良いなと思いました。
Imymemine

Imymemineの感想・評価

3.0
うまくいかずすれ違う不器用な恋愛映画
家でゆっくり観たい映画

コラコラコラ〜〜ヒロインの馬鹿!!と思いつつハギオに甘やかされたら瞬時に陥落する自信がある
すごく楽しみにしてた作品なんだけど、期待しすぎたのかなぁ。そこまで響かなかった。

臼田あさ美が、ミュージシャンを目指すヒモ男(太賀)を食わせてやるって話なんですけど、中途半端なんだよね~。
行き当たりばったりすぎるというか、なんというか……
お前(臼田あさ美のことね)も相当のクズちゃうんって怒りがこみ上げてきた(´Д`)

でも現実なんて こんなもんなのかな。
ハマらなかったのは、私が尽くすタイプじゃないからかも(笑)

まぁ、ラストの雰囲気だと2人とも変わりつつある感じだったし、良しとしましょうか(´ー`*)

臼田あさ美がライブハウスで働いてるんで、ライブハウスの裏方シーンも出てくるんだけど、そっちの方がワクワクしたw
昔ライブハウスに入り浸ってた頃、音響とか照明の人ってカッコいいなぁ~って憧れてたの思い出しちゃった♪
すごい静かな映画、と聞いていたけどほんとうにそうだった。主人公の気持ちが分かる所がどこかあって心が痛くなった
乗れなかった原作以上に乗れなかった。ただ、太賀の別れの歌は映画にする意味を訴えてくるうえ、原作と異なるラストも好印象☻
D

Dの感想・評価

3.7
オダギリジョーのクズっぷり好き(笑)
こうなってみたい(笑)
登場人物は基本ダメなやつばっかだけど人間っぽくて共感はできる。