これまた見ごたえのあるすごい映画でした。なかなか生々しいドラマが展開されており、見入ってしまいました。
走行中のトラックからタイヤが外れ飛んでしまい、子連れの主婦に当たり死亡させてしまうという事故が起きます。トラックの運送会社は、整備不良の嫌疑をかけられますが、構造欠陥に気づいた社長の赤松(長瀬智也)は、ホープ自動車の沢田課長(ディーン・フジオカ)に再調査を要求します。
整備士が解雇されるのを覚悟して「誰かが責任を取らなくちゃいけないんじゃないですか?」と言うと、赤松社長が「責任を取らなくちゃいけないのはお前じゃなくて俺だ。」と言うのはかっこいいですね。
リコール隠しを経営会議で決定しており、その会議自身が機密になっているだなんてすごい世界ですね。利益が上がらないビジネスを継続するためには、そこまでやるものなのでしょうかね🤔。
ビジネスを継続するために声を出せない運送会社がたくさんある社会構造になっているのだとしたらとても悲しいですね。それに、過去の事故リストにあんなに多くの事故が並んでいるんじゃ、それを見抜けない国土交通省の責任もあるんだろうなと思いました。
さて、この話は、実話からヒントを得て制作されたフィクションなのでしょうか。それとも、多くの部分が実話に基づく話なのでしょうか。とても気になりました。