わだげんた

空飛ぶタイヤのわだげんたのレビュー・感想・評価

空飛ぶタイヤ(2018年製作の映画)
3.3
中小企業なめんな。

何度も何度も劇場の予告編を観ました。サザンの曲と内容がなんかバラバラだなと思いつつ毎回観てましたが。

何度も何度も観てるうちに、もう観てしまったような気持ちになっていましたが、まだ観てないのに気づいてちょうど時間もぴったりだったこともあって鑑賞。

池井戸潤作品。
予告編のネタバレっぷり。
主演が長瀬智也。

。。。だいたいストーリーは事前に想像つく感じが(笑)

となれば、どうスカッとさせてくれるのか、が見どころとなります。

で、観終わった後のスカッと具合ですが、10スカッとが満点だとすると。。。うーん、5スカッとぐらいかなぁ。。。

長瀬智也社長の運送&自動車整備会社。そこの車が運送中に車輪が外れ、タイヤが歩行者親子に直撃。母親が亡くなるという不幸な事故が。

事故原因を調べたホープ自動車は運送会社の整備不良と結論づけたが、長瀬社長はさまざまな書類や社員の証言を精査したところ、原因は車両にあること確信する。

しかし、相手は大企業。さまざまな圧力と権力を駆使し、長瀬社長の主張を潰しに掛かる。

ホープ自動車の関連会社、ホープ銀行にも貸し付けた金を早急に返せと迫られ資金繰りが悪化。

どうする、長瀬社長!
逆転の1手は存在するのか???

ってお話。

★★★多分バレバレだと思いますが、一応以下ネタバレです★★★













お察しの通り(笑)、最後は大逆転、となるんですが、俺的に、あくまでも俺的にはですが、カタルシスが足りなかったかなぁ。

映画本編がドラマをうまく再編集した感じの作りになっているので、話自体は面白いし、楽しく観られるんですが。。。

肝心の逆転のシーンに¨溜めて溜めて¨がないんですよね。なんかあっさり逆転してる。最後の大ボスをギャフンと言わせるところも、提示されてる以上のネタはなくて。「ああ、切り札それね」 ってなっちゃいました。。。

それでもキャストが楽しくて。

なんとなく長瀬智也さんの奥さんにはみえない(笑)巨乳癒し妻深キョンとか、頼りないようで信頼できるムロツヨシとか、悲壮感たっぷりの佐々木蔵之介さんとか、飄々と長瀬社長のサポートに回る笹野高史さんとか。

意外と小池栄子さんも良かったな。美人記者役。もっと長瀬社長の味方になってくれたら良かったのに!

安心して楽しめる、という意味ではシネコンにぴったりの作品ですかね。

サザンの主題歌もエンディングで聞くと悪くなかったです。ってか、夏に聴くサザンは良いです(笑)